Skip to main content

CentOS 7 延長サポート:修正版 PHP 5.4〜8.4、カーネル、ベース OS

CentOS 7 のサポートは 2024年6月に終了しました。Everpatch は EL7 のサーバーを使い続けられるようにします。保守されたカーネル、修正版の PHP、ベース OS のセキュリティ更新を、署名付きパッケージで提供します。

サーバーごとの契約もエージェントも囲い込みもありません。EL7 のサーバーが長年使ってきた GetPageSpeed リポジトリの RPM です。

EL7 のサポート終了で何が起きたか

Red Hat は 2024年6月30日に CentOS Linux 7 を終了しました。ミラーは廃止され、ベンダーのカーネルは 3.10 のまま止まり、Remi は EL7 向けの PHP ビルドをやめ、ELRepo の kernel-lt チャネルもすでに更新が止まっていました。EL7 のサーバーにあるものはすべて古くなる一方ですが、脆弱性の公表は止まりません。

Everpatch は、まさにこの状況のための延長ライフサイクル製品です。以下の各コンポーネントは単独で使えます。組み合わせれば、EL7 の構成のうち攻撃者が実際に狙う部分をカバーできます。

Everpatch が CentOS 7 に提供するもの

永久無料

保守された新しいカーネル

kernel.org の現行 6.18.x LTS を EL7 向けにパッケージ化して署名したものです。標準カーネルと並行して導入でき、kdump もそのまま動きます。

Everpatch Kernel(英語)→

修正版の PHP

PHP 5.4(CentOS 7 標準の PHP)と 5.6〜8.3 のすべての系統を Remi の 2 つのパッケージ形式で提供します。Remi が CentOS 7 向けに提供しなくなったセキュリティ修正を、PHP2Shell も含めて収録しています(各ページは英語)。

PHP 5.4 · PHP 5.6 · PHP 7.0 · PHP 7.1 · PHP 7.2 · PHP 7.3 · PHP 7.4 · PHP 8.0 · PHP 8.1 · PHP 8.2 · PHP 8.3

最新版が必要な場合は、CentOS 7 向けにパッケージ化した現行の PHP 8.4 もあります。

無料でインストールできます。業務で運用する場合は、自社サービスを運用するサーバー最大 10 台に GetPageSpeed Ultra(年額 $500)、クライアントのサイトをホストする場合や 10 台を超える場合は GetPageSpeed Fleet(年額 $800 から)をご利用ください。どちらもバックポートの費用をまかないます。

動作するコンテナベース

標準の centos:7 イメージは EOL で動かなくなりました(ミラーの URL が無効)。getpagespeed/lts:el7 は vault.centos.org への設定を修正済みで、extras リポジトリも組み込まれています。

CentOS 7 の PHP2Shell:修正版ビルド

CentOS 7 と Remi から PHP2Shell の修正が提供されることはありません。Everpatch には、EL7 サーバーで動くすべての PHP ブランチの修正版があります。PHP のバージョン番号は変わらないため、rpm -q php-cli(ソフトウェアコレクションは rpm -q php74-php-cli)でパッケージのリリースを比べるか、rpm -qa 'php*' の出力を PHP2Shell チェッカー(英語)に貼り付けてください。

PHP修正版 php-*修正版 phpNN-php-*
PHP 5.4 5.4.45-20.el7 5.4.45-20.el7
PHP 5.6 5.6.40-42.el7 5.6.40-43.el7
PHP 7.0 7.0.33-43.el7 7.0.33-45.el7
PHP 7.1 7.1.33-35.el7 7.1.33-35.el7
PHP 7.2 7.2.34-30.el7 7.2.34-30.el7
PHP 7.3 7.3.33-25.el7 7.3.33-23.el7
PHP 7.4 7.4.33-33.el7 7.4.33-32.el7
PHP 8.0 8.0.30-22.el7 8.0.30-24.el7
PHP 8.1 8.1.34-7.el7 8.1.34-7.el7
PHP 8.2 8.2.35-2.el7 8.2.35-2.el7
PHP 8.3 8.3.36-2.el7 8.3.36-2.el7
PHP 8.4 8.4.27-1.el7 8.4.27-3.el7

各バージョンの更新コマンドは CentOS 7 の PHP2Shell パッチをご覧ください。

はじめに

yum -y install https://extras.getpagespeed.com/release-latest.rpm

リリース RPM 1 つでリポジトリと GPG キーが設定されます。あとは必要なコンポーネントを選ぶだけです。カーネルと各 PHP チャネルのインストールコマンドは、それぞれのページ(英語)にあります。

対象範囲

Everpatch の対象は、カーネル、PHP、保守対象のベース OS パッケージです。セキュリティ修正をバックポートした curl と libcurl は yum update でその場で更新でき、保守された libxml2 2.13 も EL7 向けに提供しています。OpenSSL 3.5 LTS、zlib-ng、新しい libcurl もシステムのライブラリと並行して利用できます。対象はパッケージごとに異なり、システムの OpenSSL 1.0.2 と glibc はここでは再ビルドしていません。契約上の SLA や請求書・発注書での調達が必要な場合は、同じパッケージに Enterprise 契約を追加できます。

よくある質問

2026 年に CentOS 7 を使い続けても大丈夫ですか?

今も多くの本番環境が CentOS 7 で動いており、Everpatch はそのためにあります。問題は、既知の脆弱性を塞いでおけるかどうかです。保守されたカーネルと修正版のランタイムがあれば、移行を自分たちのペースで進めながら、実際のリスクの大部分を減らせます。

新しい OS に移行すべきではないですか?

準備ができたら移行してください。ここで提供するものに囲い込みはなく、移行が難しくなることもありません。Everpatch の役割は移行までの期間を安全に保つことで、脆弱性の公表に追われず、自社のロードマップに沿って移行を進められるようにします。

Everpatch はベース OS のパッケージも修正しますか?

はい。CentOS 7 のベースパッケージも保守しており、セキュリティ修正をバックポートした curl と libcurl は yum update で標準パッケージと置き換わります。リポジトリには、保守された libxml2 のほか、並行インストールできる OpenSSL 3.5 LTS、zlib-ng、新しい libcurl もあります。対象はパッケージごとに異なり、システムの OpenSSL 1.0.2 と glibc は再ビルドしていません。

EOL 後に yum が動きません(mirrorlist.centos.org がありません)。どうすればいいですか?

CentOS 7 標準のリポジトリ設定は、すでに廃止されたミラーを指しています。ベースパッケージは現在 vault.centos.org にあります。リポジトリ設定を修正するか、修正済みのコンテナベースイメージ getpagespeed/lts:el7 を使ってください。その上で GetPageSpeed extras リポジトリは通常どおり使えます。

RHEL 7 も対象ですか?

パッケージは RHEL 7 にも同じ手順でインストールできます。RHEL をご利用の場合は、ベース OS について Red Hat の ELS も選択肢になります。いずれの場合も、Everpatch は新しいカーネルと修正版の PHP ランタイムでそれを補完します。

CentOS 7 向けの PHP2Shell の修正はありますか?

はい。CentOS 7 自体から修正が提供されることはありませんが、Everpatch には PHP 5.4 と 5.6〜8.4 のすべての修正版ビルドがあり、ベース名 php-* とソフトウェアコレクション phpNN-php-* の両方の形式に対応しています。各バージョンの最初の修正版は上の表のとおりです。リリース RPM をインストールし、チャネルから PHP を更新して PHP-FPM を再起動してください。正確なコマンドは CentOS 7 の PHP2Shell パッチにあり、結果は PHP2Shell チェッカー(英語)で確認できます。

サブスクリプションは必要ですか?

個人利用・開発・評価目的であれば必要ありません。PHP パッケージは公開の GetPageSpeed リポジトリから登録なしでインストールできます。商用の本番環境での利用には、リポジトリ利用規約(英語)に基づきサブスクリプションが必要です。自社サービスを運用するサーバー最大 10 台には GetPageSpeed Ultra(年額 $500)、クライアントのサイトをホストするサーバーや 10 台を超える環境には GetPageSpeed Fleet(年額 $800 から)をご利用ください。どちらもバックポートの費用をまかない、次の EOL PHP の脆弱性にも対応し続けます。従業員 250 名以上または売上 1,000 万ドル以上の組織、契約上の SLA や請求書・発注書での調達が必要な場合は、Enterprise についてお問い合わせください。IP アドレスを登録せずにサーバーをライセンスするには、ライセンスファイルを /etc/getpagespeed/license.jwt に配置します。